コラム｜みんなどうしてる？パパ活女子の税金事情。確定申告は必要？

2024/01/31

みんなどうしてる？パパ活女子の税金事情。確定申告は必要？

「パパ活のお手当って確定申告しないとダメなの？」最近ギャラ飲み女子に追徴課税の通知が届いていると聞いて、焦っている人も多いのではないでしょうか？結論からいうと、パパ活のお手当は確定申告しないといけません！この記事では、パパ活女子の税金事情やかかる税金、確定申告の方法を解説します。

パパ活のお手当は確定申告の対象！

パパ活のお手当は確定申告の対象となり、申告しなければ脱税になってしまいます。

1. 確定申告していないパパ活女子は多い
2. 最近税務署の調査が入るパパ活女子・ギャラ飲み女子が急増中

パパ活女子たちはきちんと確定申告してるのか？税金事情について説明します。

確定申告していないパパ活女子は多い

パパ活のお手当を確定申告していない女性は非常に多いです。
お小遣い感覚でもらっているため、そもそも確定申告が必要だと認識していない方もいます。
しかし、パパ活のお手当は立派な所得または贈与にあたるため、申告が必要です。

最近税務署の調査が入るパパ活女子・ギャラ飲み女子が急増中

2022年から、ギャラ飲み女子に税務調査が入ったという報告が相次いでいます。
かなりの額を稼いでいたにも関わらず、申告を怠ったため、追徴課税を課されてしまったのです。
また、現金手渡しでお給料をもらうキャバ嬢のところにも、税務署が来たケースもあります。
パパ活も例外ではなく、今後税務署が調査をし、不審な点が見つかれば追徴課税を課される可能性があるでしょう。

パパ活女子がもらうお手当にかかる税金とは

パパ活のお手当にかかる税金とは、一体どんな税金なのでしょうか？

1. 贈与税
2. 所得税

申告方法によっても変わりますが、主にパパ活のお手当は上記2つの税金がかかります。

贈与税

贈与税とは、他者にお金や高価なプレゼントをあげた際にかかる税金です。
パパ活のお手当は贈与にあたるケースが多いでしょう。
贈与税は年間に110万円以上受け取った金額に対してかかるため、年間パパから110万円以上贈与を受けている場合は、確定申告が必要です。
贈与税の税率は一律20％であり、稼いだ金額から110万円を引き、その差額に0.2をかけた金額が税金となります。
たとえば、年間に400万円のお手当をもらった人の贈与税は以下です。
（400万円-110万円）×0.2＝58万円
所得税として申告するのとどちらか得になるか、計算してから申告しましょう。

所得税

所得税とは、お給料または事業で得た所得に対してかかる税金です。
確定申告する際に、パパ活のお手当を雑所得など所得に区分した場合は所得税がかかります。
所得税は、年間の所得が20万円以下であればかかりませんが、20万円以上の場合は必ず課税の対象となります。
副業でパパ活している方も、副業収入合計が20万円を超える場合は申告が必要です。
所得税の税率は金額によって変動します。
先ほどの例と同じように、400万円の所得があるとして計算してみましょう。
400万円の場合は、税率が20％で控除額が42万7,500円です。
（400万円-42万7,500円）×0.2＝71万4,500円
贈与税よりも税額が高いようですが、実は所得税は経費を差し引くことができます。
パパ活のために購入した服や靴、メイク用品や美容院代などは経費にできるので、差し引けば贈与税よりも税額を安くできるかもしれません。

また、住民税は所得に関係なく支払う必要があります。
仮に20万円以下の所得しかなくても、役所などへ行って申請しなければなりません。
（確定申告すれば自動で住民税が決定し、通知書が送られてきます）

パパ活のお手当を確定申告する方法

パパ活のお手当を確定申告する方法を説明します。

1. 1年間のお手当を記録する
2. 同時にパパ活にかかった経費を記録する
3. 2月16日から3月15日までに確定申告を提出する

確定申告はe-taxというサイトから、ネットでできます。
さほど難しくないので、自分で確定申告してみましょう。

1年間のお手当を記録する

まずパパ活でもらったお手当を1年間分記録しましょう。
贈与税はパパ一人当たりではなく、もらった贈与額合計で申告する必要があります。
また所得税の場合も同様で、もらった月を記録しなければなりません。
お小遣い帳レベルで構いませんので、もらったお手当を細かく記録しておきましょう。

同時にパパ活にかかった経費を記録する

所得税で確定申告する方は、パパ活にかかった経費も記録してください。
パパ活のために使った費用、スマホ代などはパパ活の経費にできます。
商品を購入したらレシートをとっておき、確定申告の際に利用しましょう。

パパ活の所得は、受け取ったお手当の合計額-経費で算出します。
経費をしっかり記録することで、節税対策にもなるので、所得税で申告する人は忘れないようにしてくださいね。

2月16日から3月15日までに確定申告を提出する

確定申告は、毎年2月16日から3月15日までの間に提出しなければなりません。
申告期限後の提出は期限後申告としてペナルティがかかるので、期限内に提出しましょう。
税務署へ行って窓口の人に教えてもらって書くこともできますし、スマホで簡単に提出も可能です。

まとめ

パパ活のお手当は税金の対象です！所得税にする人は少ないと思うので、贈与税がかかると覚えるとわかりやすいでしょう。
贈与税は110万円以上受け取った額に対して課税されるので、計算して110万円を超える場合は申告を忘れないようにしてくださいね。